鍛冶丸(枡形)、大手口

鍛冶丸は城の正門(大手口)のある重要な曲輪です。大手口は「枡形づくり」で通路が屈折し、門が二重の造りとなり、厳重な構えになっていました。敵兵の侵入を防ぎ、城外へ出る味方の人員も把握できる仕組みになっていたようです。

平成の滝

平成8年(1996)高岡市で開催された「全国都市緑化とやまフェア」を記念して高岡古城公園の濠の浄化推進事業が行われました。おとぎの森公園上流を流れる千保川支流の玄手川の湧水を古城公園の各濠に導水しています。

高岡市立博物館

昭和26年(1951)、高岡産業大博覧会が開催され、その時の建物が美術館となり、昭和45年(1970)、隣に博物館が併設されました。平成6年(1994)美術館の新築移転により合体して博物館となり今日に至っています。
●休館日／月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始

茶室　松聲庵

昭和46年10月、裏千家淡交会高岡支部の創設30周年を記念して、同支部から高岡市に寄贈されました(現在は高岡市立博物館が管理)。設計は、当時の代表・在田宗貫氏の手になるものです
　外観は切妻造で、前面に深い庇を下ろしています。正面の貴人口は二枚引き違い腰障子で、周囲には下地窓、連子窓、風炉先窓がとられ、腰部分にはヒシギ竹が張り回されています。庇の上の扁額「松聲庵」は、裏千家第15代家元千宗室氏(現・鵬雲斎千玄室大宗匠)の書になるものです。内部は九畳本勝手下座床で、水屋付きの茶室なっており、腰掛待合や雪隠も備えられています。
●1日4,320円(税込)にて貸出をしております。
※ お申し込みなど詳しくは、高岡市立博物館［電話：0766-20-1572］までお問い合わせください。